PENTAX Qと辿る旅 (第2回 幕張海浜公園、美浜園)

こんにちは、スタッフRです。
最近の梅雨は、雨が降っても「しとしと」というかは「ザーッ」といった感じで、あまり梅雨っぽくないですね。
みなさんは、この時期はどのように過ごしているでしょうか。
「梅雨っぽさ」や「梅雨ならではの景色」を撮りに出かけるのも、おもしろいと思います。

今回は「PENTAX Qと辿る旅」第2回。
(勝手にシリーズ化しましたが、特に文句は言われていないので続けていこうと思います)
前回は「千葉公園」へ「大賀ハス」を撮りに出かけました。

• 第1回 千葉公園の大賀ハス
  (「PENTAX Q」 + 「PENTAX-06 TELEPHOTO ZOOM」)

なるべく千葉の写真にしようと思い、今回は「幕張海浜公園」の「美浜園」へ行ってきました。
海浜幕張の駅から近く、市川ソフトラボラトリーからも近い撮影スポットです。
カメラはもちろん「PENTAX Q」に、レンズは「PENTAX-01 STANDARD PRIME」を付け、お散歩してきました。


「PENTAX-01 STANDARD PRIME」は、焦点距離*1 が8.5mm、開放F値*2 がF1.9の単焦点レンズ*3 です。
センササイズの小さい「PENTAX Q」「PENTAX Q10」では35mm判換算で47mm相当*4 、少しセンサが大きくなった「PENTAX Q7」「PENTAX Q-S1」では39mm相当。
いわゆる「明るい標準レンズ」として使うことのできる画角*5 と開放F値です。
「PENTAX Q」を常用する場合は、このレンズか標準ズームレンズ「PENTAX-02 STANDARD ZOOM」のどちらかを付ける方が多いのではないでしょうか。
個人的には、Qマウントのレンズで最も使いやすいと思います。

以下、現像は「SILKYPIX Developer Studio Pro 6」を使用して現像しました。


「美浜園」は「幕張海浜公園」の一部でして、日本庭園を楽しむことのできる有料ゾーンと、その周りの遊歩道を含む無料ゾーンとに分かれています。
有料ゾーンの開園時間は17時までで、残念ながら今回は無料ゾーンでの撮影のみとなりました。
中の写真は、また次の機会にお見せしたいと思います。


梅雨と言えば、やはり紫陽花でしょうか。
今回の撮影は7月の半ば。
見頃は6月ですので、少し時期を過ぎてしまいました。


ツワブキの葉を見ると、カエデの種子が乗っかっていました。
くるくるとヘリコプターのように回転しながら落ちるための、独特な形状です。


遊歩道を進むと、まだアジサイが咲いていました。
とはいえ、暑い日が続いていて、さすがに時期も終わりのようで、しおれた花が多く見られました。
この記事を読んで紫陽花を撮影したくなった方は、北の方へ行くか来年まで待つのがベストです(笑


今回の撮影は晴れの日に行っています。
紫陽花を撮るなら、雨の日や雨上がりなど、梅雨を連想させるような天気の方が、雰囲気のある写真を撮れると思います。

今回は、幕張海浜公園の美浜園で、紫陽花を中心に撮ってきました。
紫陽花の時期はもう終わりですが、美浜園ではそれ以外の被写体もたくさん見つけられると思います。
海浜幕張の駅からも散歩がてらに行くことのできる距離ですので、お近くまで来られた際には寄ってみてはいかがでしょうか。
私も、ぜひ次回は日本庭園の写真をご紹介したいと思います。


*1 焦点距離とは、レンズの中心点(主点)から焦点までの距離のことです。焦点距離が短いと画角が広く、長いと画角が狭くなります。 記事に戻る

*2 開放F値とは、レンズの絞りを最大に開けた状態、一番光を取り込める状態のF値です。 (F値は小さいと明るく、大きいと暗くなります) 記事に戻る

*3 単焦点レンズとは、焦点距離が固有の、ズームのできないレンズのことです。ズームレンズに比べて明るく、ボカした写真を撮るのに向いています。 記事に戻る

*4 35mm判換算焦点距離とは、実際に撮影可能な範囲(画角)を、フィルムカメラで一般的な35mm判での画角に相当する焦点距離に換算したものです。例えば、「PENTAX Q」ではおよそ5.5倍の焦点距離相当となります。 記事に戻る

*5 画角とは、実際に撮影可能な範囲のことを指します。画角が広ければ広角、狭ければ望遠です。 記事に戻る

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