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今日のレモン&ライム ~スタッフRの場合~ [企画 今日の○○]

こんにちは、スタッフRです。
今回の企画はレモンとライムを、いくつかカゴに入った状態で渡されました。
どちらも酸味が印象的な柑橘類、イメージとしては「さっぱり」や「爽やか」等でしょうか。
前回の「アメリカンチェリー」とは、まったく正反対なイメージです。
となると、やはり「明るく」「ハイキー気味」な撮影・調整が王道ですね。

カメラにはフルサイズ一眼レフ「PENTAX K-1」に、タムロンの大口径望遠ズームレンズ「TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD [IF] MACRO」を使用しました。
撮影時の光源にはモノブロックストロボを2灯使用しています。
以下、RAW現像・調整には「SILKYPIX Developer Studio Pro 7」を使用しました。

まずは、入っていたカゴを活用して撮影。

160714-01-lemon&lime.jpg

爽やかさを演出するため、背景に青いアクリルアイスを配置してみました。
カゴが影になると暗い印象になってしまうので、1灯は上からディフューズ。
もう1灯はレモン・ライムのデコボコした質感を出そうと思い、逆光気味の配置です。
もう少しハイライトがあった方が、レモン・ライムの光沢感が出てシズル感が得られたと思います。

続いて、カゴ無しで撮影。

160714-02-lemon&lime.jpg

こちらも似たようなライティングですが、向きを変えています。
先程の写真ではトップからのディフューズ光が柔らかく、レモン・ライムの光沢感が出なかったので、少し角度を付けてハイライトが入るようにしてみました。
(ライムの皮の傷が目立つので、向きを変えておけばよかったですね…)



さて、ここまで普通に調整しましたが、もっと非日常な雰囲気にしたい方もいるかと思います。
そんな時に便利なものが、SILKYPIXの「創像」サイトで公開されているテイスト「デジタルクロスプロセス」です。
クロスプロセスとはフィルムで用いられる手法で、リバーサル(ポジ)フィルムの現像をネガフィルムの現像液を使って行うことを言います。
当然、正しくない現像結果が得られるのですが、非日常的な色やコントラストが印象に残る写真を作り上げることができます。
テイスト「デジタルクロスプロセス」は、このフィルムで用いられた手法をデジタルでシミュレートしたもので、「創像」では4種類のテイストが公開されています。
今回は、まず1枚目の写真に「DCPレッド」を適用してみました。

160714-03-lemon&lime-dcpr.jpg

続いて、2枚目に「DCPグリーン」を適用してみました。

160714-04-lemon&lime-dcpg.jpg

色がありえない方向へ転び、これはこれで面白い雰囲気です。
こうした意図的な変化を与えることで、独創的な作品に仕上げることもできますね。
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