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コシナ50mmで八戸散策した写真を振り返る [スタッフRの「撮影に行こう」]

こんにちは、スタッフRです。
最近は梅雨のせいで、あまり出歩かない人も多いのではないでしょうか。
こちらの記事のように、雨の中の写真を撮るのも手ですが、そんな気すら起きてこないこともあると思います。
機材を濡らすかもしれませんし、自分が濡れるかもしれません。
そんなときは、写真の整理をする時間にしてみてはいかがでしょうか。
家でゆっくりと、これまで撮った写真を振り返ってみるのも悪くないですよ。

今回は、去年撮影した写真を紹介したいと思います。
カメラはいつもの「PENTAX K-3」ですが、レンズは気まぐれに「COSINA 50mm F2」を付けていました。

150717-00-cosina50.jpg
コシナ製の50mmのレンズというと、「Planar T* 50mm F1.4」などのカールツァイス銘のレンズが浮かぶ方もいると思います。
以前の記事にて、フォクトレンダー銘の「APO-LANTHAR 90mm」の紹介をしましたが、こちらも同じくコシナ製。
最近はこのような高級なマニュアルレンズを製造しているメーカーとして知られています。
一方、今回紹介するこのコシナ銘のオールドレンズは、軽いプラスチック鏡筒の安価なレンズです。
各種マウントが出揃っていたようで、今回紹介するのはペンタックスKマウントのレンズ。
ペンタックスのカメラに取り付けるのであれば、特にアダプターは必要ありません。
作りは高級とは言えませんが、写りはさすが単焦点レンズです。
こちらの写真のように、小さなF値を活かしたボケを気軽に楽しむことができます。
それでいて、とても小さく軽いレンズのため、リュックの隙間に入れても邪魔になりません。

コシナのレンズは比較的寒色系の写りをすることが多いレンズと言われています。
もっとも、RAWで撮影しておくことで後からホワイトバランスを調整することができます。
オールドレンズを使うのであれば、RAW現像は非常に強力です。

以下、現像は「SILKYPIX Developer Studio Pro 6」を使用して現像しました。
撮影は、青森県八戸市の辺りです。

150717-01-hachinohe.jpg
八戸市庁にある大きな八幡馬を、開放寄りで一枚。
顔つきが可愛らしいですね。
八幡馬とは、日本三大駒の一つである八戸の郷土玩具です。

150717-02-hachinohe.jpg
八戸城跡が、現在の八戸市庁の隣にあります。
少し絞って、背景のボケを弱めに、ある程度はっきりと背景がわかるようにしてみました。
夕方5時頃に撮影した写真ですが、F2と明るい開放F値*1 のためピント合わせはしやすかったです。

150717-03-hachinohe.jpg
こちらは、上と同じ八戸城跡がある、三八城(みやぎ)公園から。
なるべく絞って撮影しました。
「八戸城跡」なのになぜ「三八城公園」なのかというと、「三戸郡」の「八戸城」だからだそうです。
公園には展望デッキが整備されており、こんな感じに景色を楽しむことができます。

150717-04-hachinohe.jpg
この日は、とても空が印象的な日でした。
少しどんよりとした雲と、巻雲とのコントラストが記憶に残っています。

150717-05-hachinohe.jpg
はじめは赤色がいいアクセントになるかと思って撮影したポストですが、よくよく見ると頭でっかち。
調べてみると「郵トピア都市」記念ポストというものだそうで、オブジェが載っていたり音が鳴ったりと色々なものがあったようです。
既に事業は終了しており、最近は撤去されたポストもあるそうです。

今回は、オールドレンズ「COSINA 50mm F2」を付けて八戸周辺を散歩した時の写真を紹介しました。
撮った写真を振り返り、そのときの情景や感情について思い出してみると、何か見えてくるかもしれません。
「こんな感じに撮ったほうがよかったかな?」「こう撮れば、面白かったかも」と思案するのも楽しいと思います。
記念写真や見慣れた風景、何でも構わないので、色々な視点で写真を眺めてみましょう。

*1 開放F値とは、レンズの絞りを最大に開けた状態、一番光を取り込める状態のF値です。 (F値は小さいと明るく、大きいと暗くなります) 記事に戻る
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