手軽な調整でRAW現像。鎌倉オルゴール堂。 [RAW現像してみよう]
2014年11月14日に開設した本ブログ「写真がRAWだから。」
毎回個性豊かなスタッフたちが紹介する記事を読むうち、私も写真を撮ってRAW現像してみたい、と思うようになりました。
自分が好きなものを楽しんで撮影し、紹介することで、RAW現像の楽しみ方を読者の皆さまと考えていければな、と思います。
それでは私、スタッフShuによる「手軽な調整でRAW現像。鎌倉オルゴール堂。」
よろしくお願いいたします。
普段は聞かなくても、テレビやラジオでオルゴールの音色が流れると
「あ、いいかも」
と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
個人的にはオルゴールそのものが醸し出す雰囲気も好きです。
今回の目標は、RAW現像をすることで、落ち着いた雰囲気の写真に仕上げること。
そこで、さまざまなオルゴールを取り扱っている「鎌倉オルゴール堂」を訪れてみました。
お出かけの相棒です。
「Nikon D7000」に、軽いという理由で単焦点レンズ「Ai AF Nikkor 24mm f/2.8」を選択しました。
RAW現像をするため、Nikon D7000の画質モードから「RAW+JPEG Fine *1」を選択しておきます。
愛用のバッグにカメラを入れて、出発です。
まずは店内の風景を。
休日ということもあってか、多くのお客さまが来店していました。
電球色*2 の暖かい光が降り注ぎ、落ち着いた雰囲気の店内です。
さてRAW現像には、SILKYPIX Developer Studio Pro6を使います。
SILKYPIXを使ったスタッフShuおすすめの調整方法*3 は、
です。今回は、
これだけです。
落ち着いたお店の雰囲気が伝わる写真にできたかなと思います。
次はガラスボールの中にたたずむネコのオルゴール。
RAW現像では、次のことを行いました。
電球色の暖かさを残す表現もよいのですが、今回は「インスタントフィルム」テイストが心の琴線に触れたのでこちらを採用しました。
少々高級なオルゴールが保管されたガラス棚です。
この写真では古ガラスのような表現を目指して、次のような調整を行いました。
調整前とは一味違う写真を作れました。
さて、「手軽な調整でRAW現像。鎌倉オルゴール堂。」いかがでしたでしょうか。
RAWで撮影し、SILKYPIXでわずかな調整をするだけで、目標通りの落ち着いた雰囲気の写真を作ることができました。
撮影するだけでなく、高画質を維持しながら撮影後の調整を楽しめるのは、RAW現像の魅力ですね。
それが自分の好きなものなら、なおさらです。
ちなみに、上の写真の人形ひとつひとつがオルゴールなのですよ。
最後に店内撮影の許可とブログ掲載の許可を下さった鎌倉オルゴール館スタッフの皆さま、ありがとうございました。
*1 Nikon D7000でRAWを撮影するには、画質モードから「RAW+FINE」「RAW+NORMAL」「RAW+BASIC」「RAW」のどれかを選択する必要があります。記事に戻る
*2 電球色とは光の色のひとつです。電球のようなオレンジ色の光を指します。記事に戻る
*3 SILKYPIXは「全体テイスト」を適用することで、各パラメータ設定を自動で行い、イメージに合った写真を作ります。SILKYPIX以外のRAW現像ソフト、例えばLightroomでは「プリセット」を適用することで同じような操作が可能です。記事に戻る
毎回個性豊かなスタッフたちが紹介する記事を読むうち、私も写真を撮ってRAW現像してみたい、と思うようになりました。
自分が好きなものを楽しんで撮影し、紹介することで、RAW現像の楽しみ方を読者の皆さまと考えていければな、と思います。
それでは私、スタッフShuによる「手軽な調整でRAW現像。鎌倉オルゴール堂。」
よろしくお願いいたします。
普段は聞かなくても、テレビやラジオでオルゴールの音色が流れると
「あ、いいかも」
と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
個人的にはオルゴールそのものが醸し出す雰囲気も好きです。
今回の目標は、RAW現像をすることで、落ち着いた雰囲気の写真に仕上げること。
そこで、さまざまなオルゴールを取り扱っている「鎌倉オルゴール堂」を訪れてみました。
お出かけの相棒です。
「Nikon D7000」に、軽いという理由で単焦点レンズ「Ai AF Nikkor 24mm f/2.8」を選択しました。
RAW現像をするため、Nikon D7000の画質モードから「RAW+JPEG Fine *1」を選択しておきます。
愛用のバッグにカメラを入れて、出発です。
まずは店内の風景を。
休日ということもあってか、多くのお客さまが来店していました。
電球色*2 の暖かい光が降り注ぎ、落ち着いた雰囲気の店内です。
さてRAW現像には、SILKYPIX Developer Studio Pro6を使います。
SILKYPIXを使ったスタッフShuおすすめの調整方法*3 は、
- 全体テイストから気に入ったテイストを選ぶ。
- 気になるパラメータだけを微調整。
です。今回は、
- 全体テイストから「風景」テイストを選択。
- 暗すぎると感じたので、露出補正を「+1.24」まで調整。
これだけです。
落ち着いたお店の雰囲気が伝わる写真にできたかなと思います。
次はガラスボールの中にたたずむネコのオルゴール。
RAW現像では、次のことを行いました。
- 全体テイストから「インスタントフィルム」テイストを選択。
- 写真の中で見てほしい一番手前のネコに視線が行くようにトリミング。
電球色の暖かさを残す表現もよいのですが、今回は「インスタントフィルム」テイストが心の琴線に触れたのでこちらを採用しました。
少々高級なオルゴールが保管されたガラス棚です。
この写真では古ガラスのような表現を目指して、次のような調整を行いました。
- 全体テイストから「風景」テイストを選択。
- 古ガラスのような濃い緑色を表現するため、ホワイトバランスの色偏差を「-8」まで調整。
調整前とは一味違う写真を作れました。
さて、「手軽な調整でRAW現像。鎌倉オルゴール堂。」いかがでしたでしょうか。
RAWで撮影し、SILKYPIXでわずかな調整をするだけで、目標通りの落ち着いた雰囲気の写真を作ることができました。
撮影するだけでなく、高画質を維持しながら撮影後の調整を楽しめるのは、RAW現像の魅力ですね。
それが自分の好きなものなら、なおさらです。
ちなみに、上の写真の人形ひとつひとつがオルゴールなのですよ。
最後に店内撮影の許可とブログ掲載の許可を下さった鎌倉オルゴール館スタッフの皆さま、ありがとうございました。
*1 Nikon D7000でRAWを撮影するには、画質モードから「RAW+FINE」「RAW+NORMAL」「RAW+BASIC」「RAW」のどれかを選択する必要があります。記事に戻る
*2 電球色とは光の色のひとつです。電球のようなオレンジ色の光を指します。記事に戻る
*3 SILKYPIXは「全体テイスト」を適用することで、各パラメータ設定を自動で行い、イメージに合った写真を作ります。SILKYPIX以外のRAW現像ソフト、例えばLightroomでは「プリセット」を適用することで同じような操作が可能です。記事に戻る
コメント 0