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コンパクトカメラを片手に夕焼けの幕張の浜へ [スタッフRの「撮影に行こう」]

こんにちは、スタッフRです。
今回は、市川ソフトラボラトリーからも近い「幕張の浜」へ夕焼けを撮りに行ってきました。
持って行ったのは、以前の記事でも使っているコンパクトデジタルカメラ*1PENTAX MX-1」。
クラシカルな外観が特徴のコンパクトデジタルカメラです。
一眼カメラ*2は高画質ですが大きくて重いので、ふとどこかへ出かけたくなったり、ちょっと持ち歩く場合はコンパクトカメラ*3の方が便利なことも多いですね。
「PENTAX MX-1」をはじめ「高級コンパクトデジタルカメラ」と呼ばれるカメラは、RAW*4形式での保存が可能で、普段の持ち歩きやスナップ*5、更には一眼カメラの補助用途としても活躍できるように作られています。
以下、写真は「PENTAX MX-1」のRAWモードで撮影し、「SILKYPIX Developer Studio Pro 7」で調整・RAW現像しました。
夕焼けっぽさを出すため、ホワイトバランス*6を黄色・赤色方向に調整し、コントラスト*7を強めにして調整してみました。

161018-01-makuhari.jpg
まずは、夕陽に照らされた砂浜を一枚。
斜めからの日を受けた、砂浜の波跡の陰影がとても綺麗です。
幕張の浜は遊泳禁止となっていますが、とてものんびりしていて散歩にはいいと思います。

161018-02-makuhari.jpg
雲の形が翼のようで印象的だったため、近くの流木と対比させて撮影してみました。
絞り*8はF5.6、被写界深度*9を深くして手前の流木から背景の対岸まではっきりと写してみました。
コンパクトデジタルカメラの多くはフード*10が無いので、この写真のように逆光*11だとゴースト*12が出やすいです。
ですが、これはこれで眩しさが感じられて、いい味付けになったと思います。

161018-03-makuhari.jpg
ぐっとカメラを地表付近に下げて、広角*13マクロ*14的な一枚。
先程と同じF5.6ですが、遠景をボカすために思い切り近付きました。
波打ち際が下がっているため、元々広角側で撮影したことに加えて遠近感を強調できたと思います。

161018-04-makuhari.jpg
こちらは絞りをF2.0まで開け、花壇のマリーゴールドをマクロ撮影。
広角でマクロ撮影するメリットとして、背景を一緒に写し込めることがあげられます。
撮影後の結果が直感的にわかるので、一眼レフであっても液晶モニタを見ながらのライブビュー撮影の方が撮りやすいです。

161018-05-makuhari.jpg
橋の形がおもしろかったので、撮ってみました。
金属の曲面は、日が当たると綺麗ですね。

161018-06-makuhari.jpg
帰り道、ふと上を見上げるとジョロウグモがいました。
シルエットが綺麗だったので撮影してみました。

今回は、コンパクトデジタルカメラでのスナップ撮影でした。
デジタルカメラでの撮影では、普段はホワイトバランスをオートにしている方が多いと思います。
ほとんどのシーンではオートで問題ないのですが、夕焼け時には「夕焼けっぽさ」を補正して、普通の写真にしてしまうことがあります。
もしRAWモードが無いカメラの場合は「曇り」や「日陰」に設定してみましょう。
こうすることで黄色味が強くなり、夕焼けっぽさを強調することができます。
黄色味が強すぎると思った場合や、空の青も綺麗に撮りたい場合は、「太陽光」がオススメです。
うまく夕焼けが撮れないと思ったら、一度ホワイトバランスを見直してみてください。
RAWモードで撮影したのであれば、今回のように後からホワイトバランスを変更し、納得のいくまで調整することができます。


*1 カメラにレンズが一体化され、小型軽量に設計されたデジタルカメラのことをいいます。
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*2 一眼カメラとは、レンズ交換が可能なカメラ全般を指します。実際の撮影イメージを光学ファインダーで確認することができる一眼レフカメラと、液晶画面によって確認することができるミラーレスカメラがあります。
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*3 コンパクトカメラとは、小型軽量に設計されたカメラのことです。レンズ交換が可能なカメラに対し、レンズ交換が不可能なカメラの総称としても用いられます。
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*4 RAWデータとは、デジタルカメラにおいてイメージセンサが捉えた光の情報をそのまま記録したデータのことです。
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*5 スナップとは、日常の風景、人物の飾らない様子や素振りなど、気になったものや瞬間を素早く撮ることをいいます。
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*6 ホワイトバランスとは、光源の影響を打ち消したり、強調したりするために色味を変更する機能です。ホワイトバランスを調整することで、「自然な色」の再現のほか、作品としての「色作り」を行うことができます。
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*7 コントラストとは、最も暗い部分と最も明るい部分の輝度の差のことです。コントラストが高いとはっきりとした印象になります。
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*8 絞りとは、レンズから入る光の量を調整する機構のことです。
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*9 被写界深度とは、ピントの合っているように見える範囲のことを言います。
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*10 レンズフードとは、撮影用レンズの先端部に取り付けることで、不要な光線を遮るアクセサリーです。
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*11 レンズが光源を向いている状態を逆光といいます。逆光では光と影の明暗差が大きくなるためコントラストが高く、光を印象的に写すことができます。また、レンズフレアが出てぼんやりと写ることもあります。
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*12 ゴーストとは、レンズに強い光が入ったときに内部で反射して生じる光の漏れのうち、はっきりとした形状となって表れるものをいいます。 フードを付け、余計な光が入らないようにすることで防止することができますが、逆光などの条件ではどうしても出てしまうことがあります。
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*13 広角とは、画角(写る範囲)が広いことをいいます。35mm判換算で50mm付近の焦点距離を標準といい、これよりも短い焦点距離を広角といいます。
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*14 マクロ撮影とは、被写体に近づいて拡大して撮影することです。
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