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[宣伝] SILKYPIX Developer Studio SP for Nokia Lumia (無料)でLumiaのDNGをRAW現像してみました [製品紹介]

こんにちは、スタッフRです。
このたび、弊社RAW現像ソフトSILKYPIXシリーズ「SILKYPIX Developer Studio SP for Nokia Lumia」がリリースされました。
150626-10-nokia-splash.jpg
製品名に「for Nokia Lumia」と入っているように、Nokia (Microsoft)製スマートフォン「Lumia」端末で撮影したRAW画像に限定したRAW現像ソフトです。
具体的には、以下のLumia端末で撮影したDNG / JPEGファイルの現像に対応しています。

特に、Lumia 1020は「スマホなのに画素数40MP(4000万画素)超」というハイスペック機。
発売してからしばらく経っていますが、国内でも並行輸入品が入手可能なため、お持ちの方もいるかもしれません。

今回は、日本では未発売のNokia (Microsoft)端末専用版。
日本語版は無く、英語版とドイツ語版のみのリリースです。
詳しくはこちらの特設サイト(英語)をご覧いただければと思います。
上記リンク内「FREE DOWNLOAD」より、無料でダウンロード可能です。
試用版ではなく、「Lumia端末で撮影したDNGファイル」限定で、期間の制限なくお使いいただけます。
また、「SILKYPIX Developer Studio Pro 6 (Ver. 6.0.21)」と「SILKYPIX Developer Studio 6 (Ver. 6.1.21)」にて、同機種にて撮影したDNGファイルのRAW現像に対応しております。
既にSILKYPIXをお持ちであれば、最新版にアップデートしていただくことで現像が可能です。

「JPEG」に対する「RAW(DNG)」のアドバンテージや、SILKYPIXのノイズ処理等、詳しい機能紹介は置いておきます。
ここでは、新たに追加された機能「色シェーディングの自動補正」について見ていきたいと思います。

150626-10-nokia-ui.jpg
「レンズ収差補正」コントロール (Lens aberration controller)の赤く囲んだ場所に、「Auto-correct color vignetting (色シェーディングの自動補正)」チェックボックスが追加されています。
「色シェーディング」は、聞き慣れない言葉かもしれませんが、最近のカメラで、「青かび」「色被り」などを聞いたことがないでしょうか。
原理や詳細は省きますが、スマホ搭載カメラ等のコンパクトな光学設計で大きなセンサを使おうとすると「色シェーディング」という現象が生じます。
前述の「青かび」「色被り」の原因の一つが、この「色シェーディング」です。
「色シェーディング」は、画像周辺に向かって青(パープル)もしくは赤(マゼンタ)に色付く現象で、条件によってはかなり発生しますが、普段の撮影でも十分に影響があります。
詳細説明はこちらにありますので、興味がある方はご覧ください。
今回、Lumia端末限定で、この「色シェーディング」を自動で補正できるようになりました。

まず、こちらの写真(Lumia 1520で撮影)をご覧ください。
「Auto-correct color vignetting」はオフの状態で、色温度は撮影時の状態(太陽光)に合わせています。
150626-01-nokia-csoff.jpg
スマホとは思えない高精細な画像ですが、周辺の木々に注目すると、少し青みがかっています。
これが「色シェーディング」と呼んでいるもので、撮影条件によって色付き方が異なります。
一般的なシーンでは気にならないことが多いですが、特に無彩色な被写体の場合目立つことがあります。

次に、「Auto-correct color vignetting」をオンにしてみます。
150626-02-nokia-cson.jpg
いかがでしょうか。周辺の木々の色味がしっかりと出ています。
「全体の色味が変わった」と思われるかもしれませんが、中心部分はほとんど同じ色味です。
2枚を並べたり、切り替えたりすると、効果がわかりやすいかと思います。

「色シェーディングの自動補正」OFF 「色シェーディングの自動補正」ON
150626-01-nokia-csoff.jpg 150626-02-nokia-cson.jpg


「Auto-correct color vignetting」をオンにしたもののほうが、自然な色味になっています。
Lumia端末で撮影したDNGファイルを読み込むと自動的に補正が掛かりますが、通常使用ではオンの状態で問題ありません。
また、「シェーディング(周辺光量)」についても自動的にオンになっています。
こちらは、お好みに応じて補正をオフにして、視線誘導に使用してもいいと思います。

SILKYPIX Developer Studio Pro 6 (Ver. 6.0.21)」と「SILKYPIX Developer Studio 6 (Ver. 6.1.21)」では、「シェーディング(周辺光量)」の「シェーディング中心ツール」の隣に追加されています。
UIの位置が異なりますが、機能は同じものです。
150626-12-nokia-dsp6ui.jpg

今回は、「SILKYPIX Developer Studio SP for Nokia Lumia」の紹介でした。
対応するLumia端末をお持ちであれば、ぜひこちらの特設サイトからダウンロードして試してみてください。
また、今までSILKYPIXでの対応をお待ちいただいた方、大変お待たせいたしました。
スマホとは思えない画質のスナップ写真をぜひ現像していただければと思います。
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