コンパクトな機材で川越散策 (第2回 Auto-Takumar 55編) [スタッフRの「撮影に行こう」]
こんにちは、スタッフRです。
前回の記事では、「PENTAX K-3」と「smc PENTAX-DA L 18-50mm F4-5.6 DC WR RE」との組み合わせで川越を散策しました。
今回の記事は、その続きです。
途中からレンズをM42マウントの「Asahi Opt. Co. Auto-Takumar 55mm F2」に付け替え、散策を続行しました。
このレンズについての紹介はこちらの記事にありますので、興味があれば参考にしてみてください。
(以前の記事で「作例が少ない」と感じたため、家を出る前、このレンズと「マウントアダプターK」をポケットに忍ばせておきました。)
以下、写真は「SILKYPIX Developer Studio Pro 6」にて現像しました。
今回は、縁結びの川越氷川神社の参拝から。
境内の外、参道脇の石灯籠です。
ある程度絞っての撮影ですが、遠景は柔らかいボケですね。
手水舎を開放付近で。
手と口を、そして、心身を清めます。
手水舎といえば、水神様すなわち龍神様の意匠が多いですね。
それ以外の意匠もあるので、興味があったら調べてみてください。
境内の護国神社の菊の紋。
涼しげな風が通り抜ける中、静かに明かりが灯っていました。
たくさんの、願いと祈り、そして想い。
氷川神社の絵馬はトンネル状に掛けられています。
絵馬の脇に、多羅葉の木が植えられていました。
多羅葉の葉っぱには文字が書けることから、葉書の木として知られています。
写真は、あえて光源(太陽)を入れての撮影。
古いレンズのため、ゴースト*1 が盛大に出てくれました。
さて、氷川神社を後にして、次は川越城本丸御殿へ。
先日「千葉城」を紹介しましたが、こちらの川越城はれっきとした江戸時代の建造。
現存は本丸御殿の一部だけですが、大広間が現存しているのは珍しいそうです。
数年前に保存工事が行われ、それ以降は広間へ入ることができるようになっています。
中庭の庭園も楽しめますので、近くへ寄った際にはぜひ足を運んでみてください。
続いて、隣の三芳野神社へ。
この写真を拡大したとき、ハッとしました。
背景を出すためにある程度絞っていますが、ピントの合っている部分はとてもシャープです。
ちなみに、三芳野神社は、童歌の「通りゃんせ」の発祥の地。
城内にあるため、参詣客は帰りに厳しく取り調べられていたとか。
それで、「帰りはこわい」のだそうです。
今回は「Asahi Opt. Co. Auto-Takumar 55mm F2」に付け替えて、散策を続行しました。
確かに古いレンズですが、こうして写真だけ見ると、古さはあまり感じませんね。
前回の記事では、ほとんど無彩色の被写体だったのでわかりにくかったですが、今回、色味はほとんど調整せずに現像しています。
みなさんも、歴史の残る川越の風景を、ぜひオールドレンズとともに紡いでみてください。
さて、川越散策はもう一週続きます。次回のレンズは…?
*1 強い光源がある場合に、レンズ内面の反射によって生じる光の漏れのうち、特にはっきりと形のあるものをゴーストといいます。(ぼんやりとしたものをフレアといいます) 記事に戻る
前回の記事では、「PENTAX K-3」と「smc PENTAX-DA L 18-50mm F4-5.6 DC WR RE」との組み合わせで川越を散策しました。
今回の記事は、その続きです。
途中からレンズをM42マウントの「Asahi Opt. Co. Auto-Takumar 55mm F2」に付け替え、散策を続行しました。
このレンズについての紹介はこちらの記事にありますので、興味があれば参考にしてみてください。
(以前の記事で「作例が少ない」と感じたため、家を出る前、このレンズと「マウントアダプターK」をポケットに忍ばせておきました。)
以下、写真は「SILKYPIX Developer Studio Pro 6」にて現像しました。
今回は、縁結びの川越氷川神社の参拝から。
境内の外、参道脇の石灯籠です。
ある程度絞っての撮影ですが、遠景は柔らかいボケですね。
手水舎を開放付近で。
手と口を、そして、心身を清めます。
手水舎といえば、水神様すなわち龍神様の意匠が多いですね。
それ以外の意匠もあるので、興味があったら調べてみてください。
境内の護国神社の菊の紋。
涼しげな風が通り抜ける中、静かに明かりが灯っていました。
たくさんの、願いと祈り、そして想い。
氷川神社の絵馬はトンネル状に掛けられています。
絵馬の脇に、多羅葉の木が植えられていました。
多羅葉の葉っぱには文字が書けることから、葉書の木として知られています。
写真は、あえて光源(太陽)を入れての撮影。
古いレンズのため、ゴースト*1 が盛大に出てくれました。
さて、氷川神社を後にして、次は川越城本丸御殿へ。
先日「千葉城」を紹介しましたが、こちらの川越城はれっきとした江戸時代の建造。
現存は本丸御殿の一部だけですが、大広間が現存しているのは珍しいそうです。
数年前に保存工事が行われ、それ以降は広間へ入ることができるようになっています。
中庭の庭園も楽しめますので、近くへ寄った際にはぜひ足を運んでみてください。
続いて、隣の三芳野神社へ。
この写真を拡大したとき、ハッとしました。
背景を出すためにある程度絞っていますが、ピントの合っている部分はとてもシャープです。
ちなみに、三芳野神社は、童歌の「通りゃんせ」の発祥の地。
城内にあるため、参詣客は帰りに厳しく取り調べられていたとか。
それで、「帰りはこわい」のだそうです。
今回は「Asahi Opt. Co. Auto-Takumar 55mm F2」に付け替えて、散策を続行しました。
確かに古いレンズですが、こうして写真だけ見ると、古さはあまり感じませんね。
前回の記事では、ほとんど無彩色の被写体だったのでわかりにくかったですが、今回、色味はほとんど調整せずに現像しています。
みなさんも、歴史の残る川越の風景を、ぜひオールドレンズとともに紡いでみてください。
さて、川越散策はもう一週続きます。次回のレンズは…?
*1 強い光源がある場合に、レンズ内面の反射によって生じる光の漏れのうち、特にはっきりと形のあるものをゴーストといいます。(ぼんやりとしたものをフレアといいます) 記事に戻る
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