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デジカメとスマホで撮り比べ ~スパゲティ編 [撮り比べてみよう]

こんにちは、スタッフTです。
デジカメとスマホの写真を比較する記事の第3弾、今日はレストランで撮影したスパゲティの写真を比較してみます。

例によって、富士フイルムのX20でRAW形式で撮影した写真と、iPhone6で撮影した写真を、それぞれSILKYPIX Developer Studio 6で読み込み、同じサイズだけ切り出してみました。

まずは、X20で撮影した写真。
DSCF2241.jpg

次に、iPhone6で撮影した写真。
IMG_1049.jpg

またまた写っている被写体の範囲(画角)が違って申し訳ありません…。

細かいところを見比べる前に、気になることがあります。
X20で撮影した写真は、なんだか暗く見えて、美味しく見えません。
そこで、X20で撮影した写真をRAW現像して、美味しく見えるようにしてみましょう。

まず、元々の「暗い」印象を取るため、「自動露出補正」機能で明るさを調整してみます。
DSCF2241_exposure.jpg

明るくなって、印象がよくなりました。
しかし、まだ美味しく見えません。麺の色が少し青みがかっているので、もう少し黄色くなれば美味しく見えるかもしれません。このような場合は、「ホワイトバランス」を調整します。ホワイトバランスとは、太陽光や照明などの光源に応じて、白を白く見せるように色味(色合い・色の傾向)を調整することです。今回のレストランの写真のように、少し色味がおかしいかな、と感じたら、ホワイトバランスで色味を調整することをおすすめします。今回は簡単に、ホワイトバランスを「Auto(自然)」に設定し、色味を調節してみます。

DSCF2241_exposure_wb.jpg

わかりやすいように、調整前・調整後の写真を並べてみました。
DSCF2241_before.jpg
DSCF2241_after.jpg

いかがでしょうか?
調整前に比べて、調整後の画像がかなり美味しそうに見えるようになりました。

冒頭で述べた通り、X20で撮影する際は、「RAW」形式で撮影しています。
「RAW」形式は、カメラの光を受け取る部分(イメージセンサー)が受け取った光の情報を、そのまま記録された形式です。
X20では、購入したての初期状態では、「JPEG」形式で撮るように設定されていますが、この「JPEG」形式で撮影すると、イメージセンサーで受け取った光の情報に対し、さまざまな処理が行われ、「JPEG」ファイルとして記録されます。
すなわち、「RAW」形式は、「JPEG」形式とは異なり、カメラの中で大きく手が加えられていないのが特徴です。
そのため、「RAW」形式で記録することによって、写真を撮った後の調整がしやすくなり、写真を楽しむ幅が広がります。

では、次回がX20とiPhone6での撮り比べの最終回です。

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