空を撮影して、RAW現像してみた [RAW現像してみよう]
こんにちは、今回の記事を担当するスタッフFです。
私は、入社するまでミラーレス一眼とコンデジを使って、学生生活のイベントにポートレートを中心とした撮影をしていました。
ある時、事故で持ち歩いていたカメラが壊れてしまってからは、しばらくカメラを購入することなく時が過ぎていきましたが、入社後に一眼レフカメラをようやく購入しました。
しかしカメラに関しては初心者です。初心者なりに知識を深めていきたいと思います。
冬は、太陽の高度が低いため、空の明度が下がり青空を鮮やかにとりやすいそうです。そのため風景をよく撮っていたのですが、それでも逆光で撮影したときの失敗が多々あります。そんなこともあって、今回は、空を含めた風景撮影として、失敗したRAWデータを編集してみようと記事を書きました。
普段、なんとなく撮影して失敗した画像を「SILKYPIX Developer Studio Pro 6」で補正してみようと思います。
休日に花見川浜付近で釣りをするため写真もその付近が多いです。
花見川に沿って撮影した写真を紹介します。
撮影場所は、以下の付近で撮影しています。
検見川浜付近。快晴でした。
弁天橋付近
最初に、JpegとRAWデータで、多くの情報量をもっているRAWデータの良さを見るために比較してみました。
以下の写真は「SILKYPIX Developer Studio Pro 6」で、JpegとRAWデータを比較したものです。
太陽光が撮影範囲外の上に位置しています。画像に写っている空が丸く白一色に白飛びしている範囲が違います。白飛びは、画像のRGB値が全て上限の値まで達して、色の情報が失われている状態です。明るさを下げてみると分かるのですが青空をみると青みを失っていて白い状態のままです。
左がJpeg、右がRAWデータです。左側のJpegは堤防先端より外側まで色の情報が失われていて、RAWでは堤防先端手前まで色の情報があります。
比べてみるとJpegでは白飛びしていても、RAWデータでは白飛びしていない場合があるようです。
白飛びしてしまっては、色の情報が復元できないため暗めに撮影して暗い部分を補正すると良いかもしれないですね。
今回は白飛びを避けて何段階か撮影していた暗めのRAWデータに対して補正をかけていこうと思います。
次の画像は暗めのRAWデータ(極端に暗いかもしれませんが)から露出・HDRだけ編集して補正しました。
撮影時のRAWデータ。極端に暗くとってみました。
初めに、周辺光量(レンズの中心から離れるに従って暗くなる光量低下)が気になったのですがSILKYPIX Developer Studio Pro 6ではレンズ収差補正を使用せず暗い部分を明るくする補正をして対処します。まずは、露出、暗部の順で補正しようと思います。
暗部の補正についてはHDR-覆い焼きを使用することで、水面を反射している明部の影響を抑えながら暗部を明るくすることができます。
露出・HDR-覆い焼き + α(フリンジ除去など)
意外にもHDR-覆い焼きの調整で、周辺光量の暗部が明るくなり自然になりました。よく見ると光が差し込んでいるように見える空のフレア(レンズ面や鏡胴で反射して光がかぶる現象)が途中で途切れていることに気が付くかもしれません。私が持っているカメラの問題で、詳しい問題は割愛します。
次の写真は検見川沿いにある弁天橋から撮影した風景です。
以前撮影した中で失敗していそうな画像と思っていましたが、露出、HDR-覆い焼き、ハイライト・シャドウ部分を見様見真似でトーンカーブを編集し修正しました。川沿いにある木々が暗くなっている部分がありましたが、色味も再現できています。
コントラストを上げつつ暗部の補正を意識してみました。
撮影時のRAWデータ
露出 + HDR-覆い焼き + α(トーンカーブ補正など)、補正後のRAWデータ
始めは、暗めに撮影しすぎて、失敗したかと思いましたが、HDR-覆い焼きと白飛びしていなかったRAWデータの領域に救われている気がします。風景を撮るうえでは、HDR-覆い焼きが個人的に好きな機能です。
意外と、白飛びしていないと思い撮影するよりも、ちょっと暗めに取りすぎたくらいが丁度良いのかもしれないと感じています。
以上、「空を撮影して、RAW現像してみた」でした。
Jpegで白飛び、黒潰れしてあきらめている画像もRAW現像ソフトで確認してみませんか?
私は、入社するまでミラーレス一眼とコンデジを使って、学生生活のイベントにポートレートを中心とした撮影をしていました。
ある時、事故で持ち歩いていたカメラが壊れてしまってからは、しばらくカメラを購入することなく時が過ぎていきましたが、入社後に一眼レフカメラをようやく購入しました。
しかしカメラに関しては初心者です。初心者なりに知識を深めていきたいと思います。
冬は、太陽の高度が低いため、空の明度が下がり青空を鮮やかにとりやすいそうです。そのため風景をよく撮っていたのですが、それでも逆光で撮影したときの失敗が多々あります。そんなこともあって、今回は、空を含めた風景撮影として、失敗したRAWデータを編集してみようと記事を書きました。
普段、なんとなく撮影して失敗した画像を「SILKYPIX Developer Studio Pro 6」で補正してみようと思います。
休日に花見川浜付近で釣りをするため写真もその付近が多いです。
花見川に沿って撮影した写真を紹介します。
撮影場所は、以下の付近で撮影しています。
検見川浜付近。快晴でした。
弁天橋付近
最初に、JpegとRAWデータで、多くの情報量をもっているRAWデータの良さを見るために比較してみました。
以下の写真は「SILKYPIX Developer Studio Pro 6」で、JpegとRAWデータを比較したものです。
太陽光が撮影範囲外の上に位置しています。画像に写っている空が丸く白一色に白飛びしている範囲が違います。白飛びは、画像のRGB値が全て上限の値まで達して、色の情報が失われている状態です。明るさを下げてみると分かるのですが青空をみると青みを失っていて白い状態のままです。
左がJpeg、右がRAWデータです。左側のJpegは堤防先端より外側まで色の情報が失われていて、RAWでは堤防先端手前まで色の情報があります。
比べてみるとJpegでは白飛びしていても、RAWデータでは白飛びしていない場合があるようです。
白飛びしてしまっては、色の情報が復元できないため暗めに撮影して暗い部分を補正すると良いかもしれないですね。
今回は白飛びを避けて何段階か撮影していた暗めのRAWデータに対して補正をかけていこうと思います。
次の画像は暗めのRAWデータ(極端に暗いかもしれませんが)から露出・HDRだけ編集して補正しました。
撮影時のRAWデータ。極端に暗くとってみました。
初めに、周辺光量(レンズの中心から離れるに従って暗くなる光量低下)が気になったのですがSILKYPIX Developer Studio Pro 6ではレンズ収差補正を使用せず暗い部分を明るくする補正をして対処します。まずは、露出、暗部の順で補正しようと思います。
暗部の補正についてはHDR-覆い焼きを使用することで、水面を反射している明部の影響を抑えながら暗部を明るくすることができます。
露出・HDR-覆い焼き + α(フリンジ除去など)
意外にもHDR-覆い焼きの調整で、周辺光量の暗部が明るくなり自然になりました。よく見ると光が差し込んでいるように見える空のフレア(レンズ面や鏡胴で反射して光がかぶる現象)が途中で途切れていることに気が付くかもしれません。私が持っているカメラの問題で、詳しい問題は割愛します。
次の写真は検見川沿いにある弁天橋から撮影した風景です。
以前撮影した中で失敗していそうな画像と思っていましたが、露出、HDR-覆い焼き、ハイライト・シャドウ部分を見様見真似でトーンカーブを編集し修正しました。川沿いにある木々が暗くなっている部分がありましたが、色味も再現できています。
コントラストを上げつつ暗部の補正を意識してみました。
撮影時のRAWデータ
露出 + HDR-覆い焼き + α(トーンカーブ補正など)、補正後のRAWデータ
始めは、暗めに撮影しすぎて、失敗したかと思いましたが、HDR-覆い焼きと白飛びしていなかったRAWデータの領域に救われている気がします。風景を撮るうえでは、HDR-覆い焼きが個人的に好きな機能です。
意外と、白飛びしていないと思い撮影するよりも、ちょっと暗めに取りすぎたくらいが丁度良いのかもしれないと感じています。
以上、「空を撮影して、RAW現像してみた」でした。
Jpegで白飛び、黒潰れしてあきらめている画像もRAW現像ソフトで確認してみませんか?
2015-01-09 17:22
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