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写真を撮りに行こう。「三陽メディアフラワーミュージアム」 [撮影に行こう]

皆さん、失礼いたします。

今回の記事を担当することとなりました。
スタッフ I (アルファベットのアイ) と申します。

私は入社するまで、デジカメなど触ったことはほとんどなく、入社してようやくデジカメを購入した初心者です。

しかし、カメラを購入したはよいのですが、使う機会が無い…。ホント無い…。

元々休日は寝て過ごしたい人なので、写真撮るような場面に出くわさないんですね。

「わざわざ高い金払って買ったのに、このままじゃただのがらくたで終わってしまうではないか」

今回の記事では、私が写真を撮りに行った場所を紹介することで、見ている方が、写真を撮りに行くきっかけの一助になればと思います。

というわけで、今回紹介する場所は、10 月に撮りに行った千葉県にある「三陽メディアフラワーミュージアム」です。

京葉線、総武線、京成線の各駅から、バスが出ている様ですので、そちらから向かわれるのがよさそうです。

因みに私は、自転車を使用してまいりました。
ズバリ、今回撮影場所をここにした理由は「近いから」です。ひとまず写真を撮るにはそのくらい軽い気持ちで十分かと思います。

さて、やってまいりました。
三陽メディアフラワーミュージアム」。
(開館時間、および、三陽メディアフラワーミュージアムへのアクセス方法は、三陽メディアフラワーミュージアム様のHPよりご確認ください。)

Entrance.jpg

文字通り、お花の美術館!
四季折々の花たちが展示されており、季節によって展示内容は変わるようです。
私が行ったときには、コスモスの花、そしてハロウィンをイメージした飾り付けがなされておりました。
12月は「フローラルクリスマス」、1月は「新春フェア」というイベントが開催されておりますので、そちらの方に行ってみてはいかがでしょうか?

この日は休日ということもあり、家族連れがほとんどでした。
たまたま結婚式があったのか、花嫁姿の新婦とタキシードを着た新郎の姿が…。
近くに式場でもあるのでしょうか。何にせよおめでとうございます。

さて、中の紹介の前に使用したカメラの説明をいたします。

使用したカメラは私の私物、「Sony α7R」 という、フルサイズミラーレス機になります。
「フルサイズ」というのはカメラに使用されているセンサーの大きさを示す言葉で、他に「APS-C」、「フォーサーズ」「マイクロフォーサーズ」というサイズが広く知られています。
 
フルサイズ
(35mm フルサイズ)
フィルムカメラ時代に主流であった「35mmフィルム」の大きさとほぼ同じ大きさのセンサーであることからこの名称がついている。
おおよその大きさは 36 x 24 mm である。
メーカー・カメラによって、若干大きさにばらつきがある。
APS-C フィルムカメラシステムの規格である、「APS (Advanced Photo System) 」の中で定められたフィルムサイズの一つである「Cサイズ」とほぼ同じ大きさのセンサーであることからこう呼ばれている。
おおよその大きさは 23 x 15 mm である。
メーカー・カメラによって、若干大きさにばらつきがある。
フォーサーズ デジタルカメラに合わせて設計された、比較的新しい規格。
Olympus と Kodak によって提唱された。
フォーサーズは、センサーの大きさのみを示すわけではなく、レンズとそれをカメラを取り付けるマウント部分の設計等も含めた規格である。
センサーサイズは対角線が 21.63mm となるように設計することが、規格として決まっている。
多くの場合、おおよそ 17.3×13.0 mm (4/3 型。よってフォーサーズ) となる。
最近は拡張規格であるマイクロフォーサーズの方が主流。
マイクロフォーサーズ フォーサーズから更に小型化などを進めた拡張規格である。
Olympus と Panasonic によって提唱された。
センサーサイズはフォーサーズと同じだが、レンズとマウント部分の設計等が異なっている。
最近はフォーサーズではなくこちらの規格を採用したカメラが主流となっている。


因みにフルサイズはかなりセンサーが大きく、一般にプロ用とされる場合が多いです。
初めて一眼カメラを購入されるのであれば、APS-C 機かマイクロフォーサーズ機の方がリーズナブルでお勧めです。また、一眼カメラの醍醐味の一つである交換レンズもフルサイズ用のものは高価なものが多いので、注意してください。

…でも私は、フルサイズを購入して後悔はしておりません。
それだけの価値はあるかと思います。めっちゃきれいに撮れる…高いけど。

「ミラーレス」というのは、ファインダーに映像を送るためにセンサーとレンズの間に取り付けられているミラー(レフ板) をなくし、小型化を図ったカメラになります。一眼レフカメラの「レフ」に当たるのがこのミラーのことで、ミラーレスカメラは「一眼レフカメラ」とはいいません。「ミラーレス一眼」あるいは単純に「ミラーレス」とか言われる場合があります。一眼レフとミラーレスを合わせて示す場合には「一眼」とか、「レンズ交換式カメラ」なんていう場合もあるようです。ややこしいですね。
ミラーレスはレフ板を取っ払っているので、光学式のファインダーがついておらず、カメラ背部に取り付けられているモニター画面にて画像を確認します。カメラによっては光学式のファインダー (OVF)の代わりに電子式のファインダー(EVF) が取り付けられていたりします。

そんなこんなで、使用カメラは 「Sony α7R」 です。

続いてレンズ。少し特殊な構成となりますが、
マウントアダプター LA-EA4」 + 「SIGMA MACRO 50mm F2.8 EX DG」 を使用いたしました。
 
「マウントアダプター」とは、レンズとカメラの接合部分 (マウント) の規格が違うためにレンズを接続できない場合などに、レンズとカメラの間にこの「マウントアダプター」を取り付けることで、両者の接続を可能にし、そのままでは使用できないレンズを使用できるようにする道具です。
今回使用するレンズのマウントが合わないため、これを使用しています。

SIGMA MACRO 50mm F2.8 EX DG」 は単焦点マクロレンズの一つです。
SIGMALens.jpg

マクロレンズについて簡単に言うと、「寄れる」ので「絵をぼかしやすい」レンズです。
今回撮影する被写体は「花」。
被写体が小さい分、できる限り近くによって撮影したい。
そこで、この「マクロレンズ」を使用しております。
「単焦点」は「ズームできない」けど「きれいに撮れる」レンズです。アバウトで済みません。
今回撮る「花」は、基本的に動きませんし、被写体との距離を自由に調節できるので、「ズームできない」という「単焦点」のデメリットを気にせず撮影できるので、単焦点の試すのにおすすめです。
この「SIGMA MACRO 50mm F2.8 EX DG」は比較的安い部類に入るレンズかと思いますので、気に入りましたら、ご購入を検討してみてはいかがでしょうか?

今回はこのレンズで撮影した写真を掲載していきます。

この日はイベントとして「コスモスまつり」が開催されており、屋外の庭園「花庭花壇」は数多くのコスモスで埋め尽くされておりました。まずはこの「花庭花壇」から撮影です。「花庭花壇」は入場料がかかりませんので、お勧めです。被写体は「花(コスモス)」!

マクロ撮影は多くの場合被写界深度が浅くなる (ピントが合う範囲が狭くなる) ため、
AF (オートフォーカス。自動的にピントを合わせる機能) だと思った場所にピントをあわせることが難しくなります。そこで今回は、MF (マニュアルフォーカス。手動でピントを合わせること) で撮影を行いました。手動でピントをあわせるのはなかなか難しい作業ではありますが、デジタルカメラの場合、カメラによっては画像の一部を拡大してピントを合わせやすくする機能 (ピント拡大などと呼ばれる) や、ピントがあっている部分を強調表示してくれる機能 (ピーキング機能などと呼ばれる) などが付いている場合がありますので、これらの機能を活用すればそこまで難しくないかと思います。被写体は静物である「花」ですし、じっくり時間をかけて調整すればよいのです。動かなければ、どうということはない…!

がっ!
しかしながらぁ!
この日は風が強く、写真がブレるブレる…(笑)。何度も撮影し直すことになりました。
こういう日はシャッター速度を早くすることのできる明るいうちに撮影に来ることをおすすめします。
昼過ぎて撮影に来るからこういうことになる…。まぁ、寝過ごしたんですけどね。

ではとった写真を紹介。

Cosmos1.jpg
ISO100, 1/160 s, F5.6

写真の下に記載しているのは撮影時のカメラの設定です。左から、ISO 感度、シャッター速度(秒)、絞り値 (F値) を載せています。写真は「SILKYPIX Developer Studio Pro 6」を用いて RAWデータから現像しました。
調整項目としては「コントラスト」を「超軟調」に設定し、「カラー」「ファインカラーコントローラ」にて彩度を、「シャープ」も多少調整しています。また結構大胆にトリミング (写真の一部を切りとって使用すること) を行って現像してます。 コントラストを下げたのは全体的にフワッとした仕上がりにさせたかったからですが、どんなもんですかね。背景も結構ボケてますが、もう少しぼかしても良かったかも。

Cosmos2.jpg
ISO100, 1/320 s, F2.8

今度は先程とは一転して「コントラスト」を高く設定して現像しました。
コスモスって、私の中では「優しい」イメージが合ったんですが、これは濃い赤をしていて、ものすごく力強い印象を受けたので、それを表現するためにコントラストを強めにしています。
しかし、赤が強く出すぎたため、「ハイライトコントローラ」で赤色と黄色の彩度だけ、若干落としていたりもしてます。この写真ではもう背景がわかんないくらいボケてますね。先ほどの写真より、
絞り値を F5.6 から F2.8 に下げているため、被写界深度が浅くなり、このようにボケが顕著に現れているのです。コスモスが浮き上がって見えますね。

KujakuAster.jpg
ISO100, 1/160 s, F3.5
屋外に展示されていた花はコスモスだけではなく、他にも季節の花が展示されています。
この端もその一つ。残念ながら花の名前を忘れてしまいました。調べたところ、「クジャクアスター」という品種の一つのようです。近づいて撮影しているので大きく見えますが、この花、指先ぐらいの大きさしかありません。ピント合わせるのには苦労しました。と言うか、この写真も若干外してます。
この写真では柔らかく背景がボケてくれて、花がうまく浮き出てくれました。…ふぅ、満足。
こちらは「露出補正」で明るさを調整し、「カラー」で彩度を、「調子」でコントラストを多少あげて現像しています。

屋外には、この他に「マリーゴールド」、「ナデシコ」、「ダリア」、「サルビア」、「ルリマツリ」など、数多くの花が展示されており、回っていて飽きない内容でした。

続いて、フラワーミュージアム内部の写真を紹介いたします。

こちらがフラワーミュージアム内部です。
Museum.jpg
入場料は大人 300 円、小・中学生 150 円です。
出入り口に地図付きの案内が置いてありましたので、お越しの際に利用されてみてはどうでしょうか。

冒頭でも述べましたが、この時はちょうど「ハロウィン」のイベントが開催されておりました。

Kabocha.jpg
ISO125, 1/30 s, F3.2

なんと、カボチャの馬車です。シンデレラかよっ!
いえ、ハロウィンならカボチャはかかせませんよね!むしろシンデレラでなぜカボチャだったのかのほうが気になります。
この馬車、中に入って写真なんかを取ることも可能となっており、記念写真を撮るには絶好のスポットとなっておりました。
写真の方は「コントラスト」を「忠実」に設定して、「ホワイトバランス」を黄色側にわざとずらしてみました。ハロウィンっぽい不気味さが出ればと。

Jack.jpg
ISO400, 1/80 s, F2.8

この日は、閉館1時間前くらいに入館したこともあり、ジャック・オー・ランタンが点灯しているのを見ることが出来ました。
いや~寝坊してよかった!
ポツポツと光るオー・ランタンは、他のハロウィンの飾り付けと相まって独特の雰囲気を醸し出してました。
写真の方は、「コントラスト」を「超硬調」にして、「ハイライトコントローラ」で、「色彩重視」、「彩度重視」側に寄せて、ランタンの色づきを多少調整してます。彩度も少し上げてます。

zouka.jpg
ISO400, 1/50s, F2.8

「ハロウィン」関連のものだけが展示されているわけではありません。ちょっと変わったところで、造花で飾り付けられた部屋などがありました。インテリアが凝っていて、見てて飽きませんね!しかしかわいすぎて、おっさんにはキツイ…。
ここで、左側に付いている2つの窓に注目…!この窓のうらがわには…

usamimi.jpg

”うさみみ”…だとっ…!!!
脱帽だよ…、このエリア考えた方のセンスに脱帽だよ。
このエリア、正式名称を「ウサギの花屋」というそうです。
ちょうどここが撮影スポットとなっており、うさみみを着用して窓から顔を出して記念撮影ができるようです。お子さんの記念撮影にはぴったりでしょう。

…えっ?あなたは撮らなかったのかって?
……私には、勇気が足りませんでした…。自分を捨てる勇気が…。だってほら、私一人ですし、撮影お願いしたら、醜態を他人に晒す事になりますし。勘弁して下さい。

他にもミュージアムにはまだまだ楽しめるスポットがありますが、今回の紹介はここまでにしときます。
もし興味を持った方がれば、ぜひ足を運んでみてください。
千葉は遠いという方もいるかと思いますが、植物園などはさまざまなところにあるはずですので、探してみてはいかかでしょうか?

それではまた!
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